価格以上の価値、スーツをあつらえる。
オトコにとってスーツは特別な存在である。
仕事で着ない人でも、冠婚葬祭では必ず着用するだろう。
戦闘服であり、ドレスでもあるわけだ。
何より、スーツ姿というのは女性からのウケが圧倒的に良い。
ファッションに自信がなければ、午前中は仕事をしていたとか言ってデートの日でもスーツを着てりゃいい。
スーツは体型を選ばない。
太っていても、痩せていてもきちんと採寸され身体にフィットしたスーツは見ていて美しい。
どんな体型にも合うからスーツなのだ。
ジムに行って体を鍛えるより手っ取り早く自身を魅力的に見せることが出来る。
自分の体型に合った美しいスーツを作るにはどうすればよいか。
答えは、既製品を買うのではなくオーダーすればいい。
スーツは、洋服屋で販売している既製服しか着たことないという諸兄は1度、勇気を出してオーダーで作ってみてほしい。
価格は生地の値段にもよるが、大体10〜12万円程度だ。
少し高く感じる方もいるかもしれないが、服の力を侮ってはいけない。
洗練されたスーツは、着ていて自信がつく。
それが立ち居振る舞いに繋がり、周りの評価にもつながる。
スーツをテーラーと会話しながら作っていく過程で、色んな事がわかってくる。
これが、私服のセンスアップにも繋がるのだ。
素材の大切さや洋服のサイズ感の重要性など挙げればキリがないが、相手は洋服のプロだ。
知ったかぶりはせず色んなことを教えてもらえばいい。
私は礼服と合わせて3着のスーツをあつらえた。
フルオーダーではなく、セミオーダーだ。
それでも世界観が変わった。
極論だが、スーツを自分の体にフィットして、カッコよく見せるには既製服では難しいと思っていい。
何故なら、ミリ単位の違いが印象に大きく影響するからだ。
無難に着るなら既製服でいいが、自分で納得がいくスーツを着るにはせめてイージーオーダーで作って欲しい。
パターンオーダーというものもあるが、イージーオーダーの劣化版と考えてくれていい。
せっかくお金払って買うなら、満足したいし、イージーオーダーは中途半端に感じる。
オーダースーツを手に入れるまで、既製服を6着は持っていたけど全て処分した。
もったいないが仕方ない、着る気がしない。
勉強代と割り切ってサヨナラした。
世の中には、オーダースーツと言いながら型を選んで終わりのパターンオーダーである店も多いので注意をして欲しい。
スーツをあつらえた時の話は別の記事に記すこととする。
おしまい